こちらのリンクから私がやらかしたインシデントを共有しています
今回は第二弾!
今回は点滴についてのインシデントです
ちなみに私のインシデントではありません
インシデント内容
その日、Aは化学療法の患者さんを受け持っていました
結論をいうと、Aはその患者さんのメイン補液を1本勝手にスキップしていました
その抗がん剤は夜は3時間おきにずっと補液を交換し続けないといけません
大抵初日は投与開始が遅れるので、
夜で補液のスピードを調整して日勤に引き継いでいました
その日も大幅に補液は遅れていたので
本来なら夜勤リーダーと計算をして調整する必要がありました
なぜそれが発覚したのかはわかりませんが、Aは先輩2人にかなり怒られていました
(その横で小さくなりながら記録をしていたのもいい思い出です…笑)
原因
私はAではないので推測ですが、この原因は思い込みだと思います
そもそもの背景として、この数日前に500mlのペットボトルを1本飲むことを条件に補液を1本スキップした例があったんです
それを覚えていたAは「スキップしてもいいんだ」と思い込み
相談なく1本スキップしたのだと思います
改善策
自己判断せずリーダーに相談することが必要です
ただ、自分で判断してもいいのか?の判断が難しいんですよね。
しかし基本的に点滴や内服薬は医師の処方に従います
個別で医師の指示があれば従いますが勝手にスキップはやってはいけません
今回の場合であれば遅れている分の点滴を調整して朝に間に合わせるのは医師の指示です
まだよくわからないうちはとにかく相談!
先輩に状況を知っておいてもらうことが大切です⚠️
まとめ
今回は点滴についてのインシデントを共有しました
点滴の投与は医師の指示のもと行いますが、時間がずれたり
オーダーが入った時間によってはずらして投与することもあります
最初から1人で対応することはないと思うので、フォローの先輩にしっかり確認して安全に投与しましょう!