ラクナ梗塞(定義&症状)

脳梗塞

今回はラクナ梗塞についてです。

さくっと短時間で読めるのですぐに知りたい!というときにおすすめ☺︎

適宜情報は追加、修正していきます

定義

ラクナ梗塞とは、脳の奥の直径1.0mm(多くは0.2〜0.3mm)の細い動脈(穿通枝)が詰まるタイプの脳梗塞のこと

また脳の壊死範囲は1.5cm以下と定義されています

大きな血管が詰まるほかの脳梗塞にくらべて症状が軽く、無症状なこともあるのが特徴です

なにかのタイミングでMRIをとって「前に小さい脳梗塞やってるね」なんて言われることもあります
そのような無症状の脳梗塞を「無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)」と呼びます

日本人に多い脳梗塞で、全体の30〜40%をしめます

症状がないために気づきづらく、再発もしやすいです

症状

多くは無症状です。

梗塞の場所によって

言語障害:失語症、構音障害

片麻痺:梗塞の逆側に麻痺が出る

嚥下障害:飲み込みづらくなりむせることもある

感覚障害:しびれ、皮膚の感覚が鈍くなる

眼球運動障害:視野障害、複視

顔面麻痺

どこが障害されるとどの症状が出るかは長くなるので別の記事で。

後日リンクを貼りますね。

基本的に症状は軽いため、ほかの脳梗塞のように昏睡状態になることはほぼなくラクナ梗塞が直接の原因となり亡くなることもないと言われています

まとめ

ラクナ梗塞は細い穿通枝が詰まることでおこる1.5cm以下の小さな脳梗塞です。

無症状のことも多く、再発を繰り返すという特徴があります

次回は治療について!

新年度が始まって1ヶ月経ちました。

一緒に勉強頑張りましょう♪

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