脳梗塞のひとつ、アテローム血栓性脳梗塞についてです
まずは発症とその原因まで
なるべく簡潔にまとめているので参考にしてくださいね☺︎
アテロームってなに?
まずアテローム血栓性脳梗塞のアテロームってなんでしょう?
これは血管(動脈)の内側に脂肪やコレステロールの塊が糊状になって貼り付いた状態のことです
アテロームが進行するとプラークとなり、それによって血管が狭窄します
皮膚科領域では粉瘤のことをアテロームといいます
これも皮膚にできる皮脂や垢の塊のことを指しています
どうやって発症する?
ではアテロームがなにかがわかったところで本題です
アテローム血栓性脳梗塞はどのようにして起こるのでしょうか?
答えはひとことで言うと動脈硬化!
血管の壁にプラークが溜まり動脈硬化になる(アテローム硬化)
→それにより動脈が狭窄する
→狭窄により血流が悪くなり血栓ができるorプラークが剥がれて血栓となる
→詰まると脳梗塞となる
という感じ。
全ての始まりは動脈硬化、というわけですね。
特徴
ラクナ梗塞が細い血管が詰まるのに対し、アテローム血栓性脳梗塞は主幹動脈(頸動脈や中大脳動脈)に起こるのが特徴です
太い血管が詰まるため重症化しやすく症状は24〜48時間かけて進行することがあります
また前兆症状として一過性脳虚血発作(TIA)が起こることもあります
睡眠時などの安静時に血流が減少しているとき起こりやすい傾向です
原因
アテローム血栓性脳梗塞の原因は動脈硬化です
その動脈硬化の原因はざっくりいうと高血圧、糖尿病、肥満、喫煙などです。
長くなるので動脈硬化については別記事で詳しく解説します☺︎
ではまた☺️